公報の公開情報 | 東京の特許なら弁理士法人エピファニー特許事務所 | ブログ

寝て起きて仕事してと・・・あっという間に時間がたって過ぎ去っていき、日々小さくても発見があるはずですが、そのときの喜びをすぐに忘れてしまうので記事として少しずつ書き溜めていきたいと思います。また、明細書の作成実務や手続系の実務について、自分で理解していたつもりでも、実際にはよくわかっていなかった、ということが少なくないので（汗）、そういう個人的なつぶやきもしていこうかと思います。

コロナパンデミック以降、オフィスを持たずに仕事をされている方が多くなったように思います。コワーキングスペースはここ数年でかなり増えた印象ですが、そういった施設を利用せず自宅開業をされている方も増えてきているのではないでしょうか。

願書に自宅の情報を載せてしまうと、登録等のタイミングで公報が発行されたときに住所が開示されてしまうことを懸念されている方がいらっしゃると思います。特許庁にも確認しましたが、現状、住所が開示されることを避ける方法はないようです。独占権が付与されるのであれば、その権利の所在を明示する必要があるというのは自然なのでいたしかたないですが・・・。

これを避ける方法としては、自宅以外のオフィスを持ち、その居所を願書に記載するほか方法はなさそうです。

法改正がないとこのままの状況が続くということですね。

Jplatpatの利用者がどれだけいるかは知りませんが、名前がわかると、操作に慣れている人であれば到達できてしまう仕組みは、個人情報保護の観点から、モヤモヤしてしまいますね。

今村