対面面談 | 東京の特許なら弁理士法人エピファニー特許事務所 | ブログ

特許出願・実用新案登録出願をするにあたり、欠かすことのできない対応として面談があります。特許（発明）や実用新案（考案）は、積み重ねられた技術に関する法域ですので、インタビューをして把握するべき事項が多く、緻密なインタビューが必要になります（もちろん、商標や意匠もこれらの法域独自の深掘りしたインタビューは必要だとは思います！）。

コロナ下では、オンラインでの面談が大半を占めていたと思われます。

その後、コロナが落ち着いてきて、対面で出会うことが少しずつ増えてきましたが、現状でも、面談はオンラインでできるよね、という空気感は、残っているのではないかと思われます。

オンライン面談のメリットは、やはり手軽さであり、時間的にも合理性があるのは間違いないと思います。しかし、重要なポイントや、逆にそうでない特徴を把握しにくいことがあり、実機で説明すれば一瞬でわかることをオンラインだと写真や動画で対処することになります。また、個人的に一番大きいと感じていることは、精神論で恐縮なのですが、発明者様・知財部様の熱量を直に感じ取ることができないというのもあると感じます。お互いに意思疎通が取ることができている感触も、オンライン面談ではなかなか実感しにくいのではないでしょうか。

弊所は、対面面談を大変重視しており、原則としては対面での面接を通じて特許調査の方向性や、出願のためのアイデアの抽出をさせて頂いています。中小企業様やスタートアップ企業様は、アイデアがあってもどのように権利化を進めてよいかわからない、何から手をつけてよいかわからない（全体感がない）ことが多いと思いますので、そういうケースではオンラインでの対応だと知識の溝は多少埋められてもよくわからない不安感が残り続けるケースは少なくないのではないでしょうか。

あまりにも遠方であり且つ出願までの時間がない場合には致し方ない場合もあります。しかし、私達は、対面面談を通じて、直にお会いしてお打ち合わせすることの大事さをあらためて痛感しています。

面談の場では、丁寧な説明で相談できてよかった、疑問が解決した、等の感謝の言葉をいただけることもあり、クライアント様の不安を取り払うお手伝いができるだけでなく、私達としてもやりがいを感じることができ、実務に更なる磨きをかけるモチベーションになります。

弊所は東京の日本橋にあり、都内でも比較的アクセスはしやすい立地にありますが、何かアイデアがあって出願をご検討している場合には、ご連絡をいただければ、よろこんで出張いたしますので是非お気軽にお問い合わせいただけると、嬉しいです。